トラットリア・アル・ラグーは兵庫県篠山市福住にあるイタリア料理店。
ご主人と奥さんの二人三脚で営業されています。

福住の町並みの景観に沿った外観ですが、中に入ると洋風+和風の内装で築150年とは思えないぐらいオシャレです。

イタリア料理店ですが、オーナーは以前エスプレッソ専門店を10年ほど経営していて、コーヒーにも自信があるそうです。イタリア料理だけではなく、カフェとしても楽しめます。

 

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――いつ始められましたか

2年前です。

以前は神戸でエスプレッソに特化したカフェを10年近く運営していました。神戸の岡本という場所で甲南大学が近く、甲南大学の学生や、教授、職員の方がよく訪れていました。
コーヒーが好きでいつかはカフェを運営したいと思っていました。「エスプレッソ」とか「カプチーノ」とか、そういうコーヒーの種類がまだ日本ではあいまいだった時代に、海外に行ってコーヒーのことを学びました。

 

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――イタリア料理はどのように学びましたか

飲食店を始める前はイタリアの家庭料理を学ぶために、イタリアの家庭を周って「この町のこの人の料理が一番美味しい」と言われるマンマ(お母さん)の料理を実際に会って学びました。そのマンマから、またほかのマンマを紹介してもらって、という風に数珠つなぎの要領でいろいろな家庭の料理を学びました。本場のありのままの味を学びたいと思っていたので、レストランでのいわゆる”修行”みたいなことはしませんでした。

イタリアのいろいろな場所をめぐりましたが、最終的にはナポリに行き着きました。ナポリのエスプレッソは世界最高だと思っています。

イタリアへは妻と一緒に行きました。妻は郷土菓子を学びました。

 

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――なぜ篠山で始めようと思ったのですか

たまたま篠山にご縁があったからです。

よく聞かれるのですが本当に偶然としか言えなくて、お店を出せる場所がないかを探していたら篠山に古民家があったのでそこを使ったんですね。古民家は、外観は町の景観をそのままにしながら、内装は洋風のイメージでリフォームしました。

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――「トラットリア アル ラグー」という名前の意味はなんですか

トラットリアは、大衆食堂という意味です。アルは、英語でいうTheと同じような前置詞で、ラグーが煮込み料理という意味です。私自身、煮込み料理が好きなのでそういう名前をつけました。この名前は妻と昔から温めていた名前です。

 

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――料理のこだわりはありますか

創作料理や派手な料理はあまり作らずに、よりコアなものに近づけたいと思っています。たとえば、イタリア料理を日本人の好みに変えたりするお店もありますが、うちでは本場イタリアの味そのものを伝えていきたいと思っています。

コーヒーに関しては、楽しく飲んでもらうために飲み方を伝えてきたいと思っています。エスプレッソはそのまま飲むととても苦いのですが、本来は砂糖を入れて飲むものなんですね。でも、砂糖を入れずに飲む人もいて、それでエスプレッソを嫌いになる人もいる。そういう人に対して、正しい飲み方を伝えたいのです。

夜は2,3日前の完全予約制で、仕込みを徹底しています。予約の際にメイン料理とその調理方法が選べるのですが、分からない人にはこちらから積極的に提案しています。

 

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――これからチャレンジしていきたいことはありますか

イタリア料理の本当の味というものをできるだけ多くの人に伝えていきたいと思っています。

 

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――トラットリアアルラグーさん、ありがとうございました!

 

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「トラットリア・アル・ラグー」

Facebookページ:トラットリア・アル・ラグー
兵庫県篠山市福住384
TEL 079(506)3070
ランチ営業:12時〜15時
ディナー営業(要予約):18時〜21時
定休日:月、火