丹波篠山にじいろ農園

「ほんまに美味いもんは体に良い」をコンセプトに無農薬で栽培した篠山のお米・黒豆などの販売を行う。

 

――いつからお店を経営されていますか?

農業を初めてからは十三年、篠山に来てからは丸六年です。

――農業はもともとされていたんですか?

いえ、脱サラして始めました。

――農業を選んだ、始めた理由はどのようなものでしたか?

商売敵が少なくて、参戦しやすいからです。入ってもどんどん減っていく職業です。でも、食べる物って必要でしょう。だからしんどいけどやってみようかなと思いました。


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――ご好評いただいているお客様の声で嬉しかったことは

 

もちろん「おいしい」と、この農園の特徴があると言っていただけることがうれしいです。自分たちの意図している形が出来て、それがお客様に伝わったときが一番うれしいですね。

商売だから営利目的なんですが、利益さえ上がればいい、というようなことだけでは経営は成り立たないのが農業だと思うんです。

うちも実際には農薬を使うところはあるんです。どうしても技術がまだ追いつかないところであったりとか。でも、それはお客様にも正直に伝えて、買う方と売る方の意思がちゃんと通じてるときに、一番やっててよかったなと思います。

 

――商品に出る、その農園の特徴というのは?

商品そのものの特徴というより、直接お客様と会話ができることが一番の特徴です。
デザインや表面的なことも大事ですが、表面だけで中身が伴ってなかったら続かない。デザインで買ってもらっても何の意味もない。やっぱり最後はちゃんとお客様と喋りたいと思っています。

 

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――ササヤマルシェに毎年出店されてるとのことですが、去年と比べて今年の手ごたえはどうですか?

うちが、というよりは、ササヤマルシェ自体が、去年と比べてかなり手ごたえがあると思います。
去年まで一緒に開催していた味祭りとは時期も違うし天候も悪いのに、これだけお客様が来られてるということは、それだけマルシェが浸透しているということだと思います。それだけ篠山には売るものがいっぱいあるっていうことですよね。

 

――味まつりとはだいぶ客層も違いますよね。

全然違います。
いろんな人が来ることで、僕らのずっと下の世代の人が、自分たちのふるさとをどう見るのかも変わってくると思います。生まれ育ったところを一番よく知っている人はそこで生まれ育った人ですが、見方を変えて、僕らみたいなよその人にしか分からないことも地元の人に伝われば、もっと深く見ることができると思います。

 

――これから農園を成長させるためにチャレンジしていきたいことはありますか?

農業って儲けられるんや、という新しいものを作りたいです。
貧しいけど自分が楽しいからやっている、という人がいますが、そんなことが出来る人というのは特殊です。やはり食べていかなきゃいけないわけですから。
仕事として農業はまだまだ地位が低いです。生かさず殺さずみたいな商売のやり方で、まだ農業は続いている。利益を上げるということはとても大事です。利益があるなら、次世代の人も参入したいと思うようになりますから。
もしやりたい職業のトップに農業がくれば、社会全体がごろっと変わるんじゃないかって。そういうことを目指して農業を続けていきたいです。

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――ありがとうございました。

 

本日取材させていただいたお店

「丹波篠山にじいろ農園」
〒669-2438
篠山市京町118-1
サイトURL:http://nijiiro-farm.com/
Facebook:https://www.facebook.com/nijiironouen