先日いってきた衣川會舘
よくよく考えたら、佐治の町のことをあんまりよく知らんなあと思い、佐治倶楽部の出町氏にお願いして、佐治の町を案内してもらうことに。

焼肉いっちゃん

まずは集合の前に、青垣町に来ると恒例の焼肉いっちゃんでランチ。
青垣IC降りてから近いってのもいいですな。ついつい。いっちゃう。

その後衣川會舘で出町君と合流し、歩きで散策開始。

佐治
佐治は昔から宿場町として栄えた、とだけは聞いていて知っていたが、なぜここが宿場町となり得たのか?その時代背景がよく知らなかった。佐治のポジションはというと、

佐治ポジ

この辺り。現在の福知山市、朝来市の生野(銀山があるところ)、和田山方面とおよそ三つのルートが合流するポイントであり、この界隈だけを見ると、東西の交流ポイントであったことが地形からも見てとれる。昔の人が歩いたり馬つかって行き来してたとすると、そりゃ一山越えてくるだけでも時間かかるだろうから、西(但馬)から来る際に山を降りてきてちょうどええ塩梅のところにあったんでしょうな、という感じはする。

黒井屋

衣川會舘から歩いて1分もしないところにあるお宿、黒井屋。正面から見る限り、全くもって旅館の雰囲気がしない。これがまた、例の鰻の寝床方式の街並みならではのマジックがここに潜んでいる。

黒井屋

中に入ると料理屋さんっぽい雰囲気。昭和の空気感漂う町のご飯屋さんテイスト。

メニュー

普段はランチもやっていて、他にもお弁当とかも。夜も居酒屋のような感じでやってらっしゃるんだって。
奥の宿見せてもらっていいですか?ということで、奥に案内されズンズン奥へ。

旅館部分

千と千尋の神隠しみたいな階段を登った先に広間があるというので、ズンズン奥へ。

広間

40畳ほどの広間。この奥行きの長さと、奥の広さにびっくりする。
この界隈は商店街でもあり、家の建ち方が鰻の寝床のように奥に長い造りとなっていて、道路に面している前の方と奥の方とで用途変更が可能。ここ黒井屋さんも手前が料理屋、奥が宿ということもできるんですな。ここ黒井屋はなぜ黒井屋かというと、まだ丹波市に黒井城が存在していた頃に、黒井城主が泊まりにきたことを受けてこの名前がついたんだそうな。

そうなってくると、軽く300年前から続いていることになる。伝統あるお店。飾ってある欄間と絵がかっこよすぎですなしかし。

次はなんでも屋さんがあるんですわ、ということで向かった先が吉井商店さん。

吉井商店

どれくらいなんでもあるのか?と聞くと、とりあえずダメ元で聞いてみても大体だしてくれるんだそう。

吉井商店

店内に並んでいるものを見る限りでもなかなかのバーリートゥードであるが、先日は何かの打ち上げをしていてお肉切らしちゃってお肉あるかと聞いてみたら出してきてくれたという逸話も。絶対お店のやつちゃうけどね。それでも優しく対応してくれるというのが実にすばらしい。すばらしすぎるぜ吉井商店!!

本町の家

次は佐治倶楽部がリノベーションを手掛けた本町の家。この日はいしやカフェをやっていた。
佐治倶楽部では衣川會舘がリノベーション三軒目で、一件目が佐治スタジオ、二軒目がここ。

本町の家内部

中はこんな感じ。色んな人がカフェ等やっているんだそう。

階段

二階への階段。当時あれやこれやと試行錯誤をしていた時代に、こうやって階段を左右にずらしたら人間工学的に登りやすくなるんじゃね?と思ってやってみたら全然そうでもなかった、という出町氏の甘酸っぱくもほろ苦い青春の記憶である。

碁盤

二階。この哀愁漂いまくる碁盤は一体何者なんだろうか。ものすっごい哀愁である。

空き地

本町の家近くにあったどかーんと空いた空き地。これなんなん?と尋ねてみたところ、一昔前に家が三軒分、火事で焼けてしまったとのこと。密集地での火事は恐ろしい。

佐治川

そして加古川の源流である佐治川。天気のいい日の川沿いは実に気持ちいい。なぜか人類は川沿いを気持ちいいと感じるもののようで、大阪に住んでいた頃も淀川沿いはすごく人気であったのと同様、こちらでも川沿いはえらい人気だそうで、県営住宅やアパートはすぐさま埋まるんだとか。

ええ天気の日にすぐそこの岩屋山さんから飛び降りてくるパラグライダーでも見ながら、七輪でも出してきてアマゴを塩でちりちりと焼き、そこらへんのお店で拝借してきた生ビールでもグビグビと一気に飲み干し、テンションがあがってきたところへ川へダイブし、ちべたいちべたいとか言いながら美人な女子とわいわいきゃっきゃとはしゃいだりしたら・・・まじ楽しそうである。嗚呼、楽しそう。

とんとん

川沿いに、ずっと噂に聞いていた焼き豚の店とんとんを発見。今度いこう。

消防団の詰所

出町氏も入団しているという消防団の詰所。左にあるのはホース乾かすやつなんやって。こんなんあるんですな。

路地裏

それにしても、こういう路地裏はなぜかワクワクする。ここを抜けるとどこへ行くのだろう?という未知への期待なのか。

古い町並み

古い町並み。そして路地。何がこう人をワクワクする気持ちに駆り立てるのか。車等の乗りものに乗っていたら決して味わうことのできない感覚が街歩きには存在する。

タバコ屋さん

タバコ屋さん。何回もいうが、ここは鰻の寝床のような宿場町。この狭めの入口から奥は一体どういう広がりを見せているのか?超気になる。

佐治スタジオ

そして佐治スタジオ。barカウンターは閉店することになった店からもらってきたやつをつけたんだそう。素敵な雰囲気ですな。毎月第四土曜日には佐治BARなるBARをやっていたり、色んなことをやっている箱。

出町氏は10年程前に佐治へ引っ越してきて、最初にてがけたのがこちら。関西大学との連携をずっとコーディネートしていて、何人もの学生さんを受け入れる箱にもなっている。

佐治スタジオの歴史

中にはこれまでの歴史が置いてあった。今度時間があった時にゆっくりと読ませていただくことにしよう。

奥

ほんと、こういう町にある家は奥が深い。奥行きも深いけど、奥が深い。手前と奥で用途を分けられるというのが実におもろい。両端に家が並ぶと隠れちゃって、もう中に入ってみないとわからないということになる。一軒一軒お邪魔してお宅の家どうなってるんですか?と尋ねて回るだけでも十分おもろい気配がむんむんする。

つばめや

佐治の中でも最も歴史が古いと言われているツバメヤさん。築300年だそう。ものすごい歴史を掻い潜って今ココに存在しておられます。

出町氏
衣川會舘に戻ってきて終了。いやー、楽しかった。ありがとう出町氏。
佐治の街並み、まだまだ楽しそうなところがあるような予感がしますな。

ちなみにこの日、某テレビ番組の某ダーツの旅の取材が入っていて、色んな人の中で色んな噂になっておりました。
放送される日が実に楽しみですな。

関西大学佐治スタジオ
〒669-3811
兵庫県丹波市青垣町佐治683
Tel:0795-86-7078
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