はじめまして、はるかです。一番右側です↑
千葉っ子な私が丹波市に移住してきて早2年半。現在は丹波市の移住相談窓口相談員として市内をうろうろしている訳ですが、丹波は美味しいものが豊富だからでしょうか、最近顔が妙に太ってきた気がしてます。
そんな近頃を送っているわけですが、市島町の森にある「奥丹波の森カレー」というあからさまに美味しそうなカレーの噂を耳にしてしまったので、早速、同じく相談員であるミミ隊員と行ってまいりました!
最初に出迎えてくださったのは奥丹波の森の管理人、万太郎さん(左: 注 本名です)と荻野拓司さん(右)。
どうやらこの赤いレンガの建物が、奥丹波の森の玄関口のようです。
さて、早速「森カレーを…」とその前に、せっかく来たのでまずは奥丹波の森を見学!
まず最初は、見晴らしの良いツリーハウス !
そして、宿泊もできる森の小屋!土壁でできた渋い佇まい!
荻野さんによると、このツリーハウスや森の小屋が立っている場所は、以前は田んぼだったようです。
その昔、建築材として経済効果が見込めるという理由でこの土地にもたくさん人工林が植えられましたそうですが、人の手入れがないと元気に育たない人工林の森は、手入れをする人がいなくなってしまうと荒れ放題の森になってしまいます。
「それはいかん!」
ということで、森の活用を考える拠点として「奥丹波の森」と名付けたことが、
この場所の始まりだったそうです。
そんな森の拠点には、遊び心がいっぱい!
こちらは囲炉裏BBQができる小屋↓
見えますか?この「椎茸ライン」。
原木椎茸をその場でもぎって小屋に持ち込み、
網の上であぶって熱々を食べれるという贅沢極まりないシチュエーションがイメージできます。
さて、こちらは手づくりのお風呂!(※建設中)ミミ隊員、ずんずん入っていきます。
窓を開けると綺麗な星空が見えるこのお風呂、薪でお湯を温める仕組み。
男「湯加減どうやー」
女「もうちょっと上げておくれ~」
みたいなやり取りをするのが理想なのだとか。
でも水から温める訳ではなくて、こんなのも屋根上についてます。
じゃーん!エコワイターーーー!
太陽光で温まったお湯が下に降りてくるという仕組みです。
お次はお風呂の横にある赤レンガハウス内。
はる「うわっ、この写真めっちゃ綺麗ですね。これって奥丹波の朝ですか?」
荻野さん「これ、違うんや。どこか知らんけど、綺麗やろ?」
はる (´-`).。oO 違うんだ…。
次、どんどんいきます。
(´-`).。oO あれ?カレーはいつでてくるんだろう?
車に揺られて5分ほど。あら、なんだか素敵なおうちが!
こちらはIターン移住の高橋さんご夫婦のおうちでした~!
千葉県からIターン移住の高橋秀彰と、京都から移住した奥さん麻美さんです!
結婚式の会場はもちろんこちら!
そう!先ほどの奥丹波の森です^^
写真は2015年11月のもの。
ちょっと寒かったそうですが、遠方からご家族親戚がたくさん集まった森の結婚式は、とても温かい雰囲気だったようです!
そんな高橋さんご夫妻が取り組んでいるのが・・・
麦!!
……….麦っ!!!
(これは違う種類の小麦とのことです)
そして、この畑!!
なんとこの畑と麦さまたちは、高橋さんご夫婦が育てています。
自然農で育てているため、草引きが大変ですが微生物たちの力で野菜たちは元気に育っております。
しかもヤギも飼ってます。
その名も…【ヤギ】。
めっちゃかわいい。
高橋さんご夫婦は、「うむ農園」という自然栽培で作物をつくっている農園をしています。
自然栽培を学ぶイベントも開催中ですよとのことです!
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うむ農園
facebook https://www.facebook.com/umufarm/?fref=ts
website http://goo.gl/k6OES7
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お次は、高橋家から車で20秒くらいのところにある工房。
工房!?
どうやら今後、奥丹波の森エリアでとれた作物を加工する為の加工施設になるそうです!
はる 「これも荻野さんたちが作ったんですか?」
荻野さん 「これは違うんや。これはそこの岸下さんご夫婦が作ったんやで。」
はる 「(´-`).。oO(また何やらすごそうな人がいるみたい…!)」
↑岸下さん@ご自身の自然農の畑にて。
岸下さんご夫婦も2013年に丹波にIターン移住をされてきました。
ただならぬ魅力が滲みでている岸下さんについては、後日詳細に取材したいと思います!
ちなみに岸下さんの奥さまから、美味しすぎるミックスジュースいただきました!!
一瞬で飲み干してしまった濃厚なミックスジュース。また飲みたい。また行こう。
そして岸下さんがおもむろに畑で収穫してきてくださったのはリーフレタス!
このリーフレタスも自然農で栽培されています!
さてさてこのレタスがどこに行くかと言いますと!
サラダ!!!!
と一緒にくるのは・・・
「森カレー」きたーーーーー!!!ついに!
ミミ隊員、満面の笑み!高い木々に囲まれて木漏れ日の中で食べるカレー。
味もシチュエーションも大満足!
食後は森の音を聞きながらなごみます。
至福の一時。
カレーまでの長~い旅路、どうやらただふらふらしてたわけじゃなかったみたいです。野菜をつくるところから始まり、加工、森のレストラン、宿泊施設があり、里山の暮らしや自然を学ぶ場所、「奥丹波の森」。
自分の食べているものが、誰がつくって、どこから来たのかを知ることが難しい今、半径1キロメートル内で具材のすべてが揃っているのが、この「地産地消の森カレー」の魅力。この一皿には、田舎ならではの人の繋がりや自然との共生の大切さを伝えたいという、荻野さんや岸下さんはじめ、森の管理人さんたちの思いがぎゅっと詰められてます。
「四里四方に病なし」
という諺があります。
これは、「自分の身の回りで取れる食材を食べていれば、病知らずで健康でいられるという意味です。
四里というと16kmになるので、スーパーで買い物したらまずこれは難しい。
なぜって海を超えた海外からの食べ物も普通に取り揃えてあるわけですし。
でも、こうやって顔の見える人、歩いて行ける場所に食べ物が揃うところ住んでみたら、そんな暮らしもしやすいですね。
というわけで、「奥丹波の森カレー」、ぜひ食べにいってみてください♪
どうやら【数量限定】とのこと!
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◆ 丹波いちじまふぁ~む – 奥丹波の森-
兵庫県丹波市市島町北奥160
駐車場あり
月曜日休園
Facebook https://goo.gl/0C2ayv
website http://okutanba.jp/
※ 森カレー 1日10食限定です!
※ 森の中でBBQもできます【要予約】
電話 0795ー85ー0448 もしくは 090ー1952ー6212(細見)
◆ うむ農園 (高橋さんご夫妻の農園)
facebook https://www.facebook.com/umufarm/?fref=ts
website http://goo.gl/k6OES7
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